ベテランキャンパーがこだわった機能性
VANTECHのジル 520に乗るのは、 長年、 キャンピングカーで趣味を楽しんできた樋口さん。
夏はサーフィン、冬はスノーボードへ行き、 キャンピングカーを旅の拠点として活用していた。 そんな趣味人のクルマの中は、使いやすさを追求した装備が充実。どんな季節でも快適に過ごせることを追求している。
「夏場は特にクーラーが必須です。 いい波を狙うには車中泊することも多いので、クーラーのない熱帯夜はきついです。そして、できれば朝までは稼働してほしいのですが……」
以前搭載されていた鉛のディープサイクルバッテリーでは電気の消費量が大きくて、 朝までクーラーを動かすのが難しかったという。
そこで、インターネットでリチウムイオンバッテリーについて調べていたら、オンリースタイルを見つけたのだ。
「オンリースタイルは国内に会社があるので安心しました。 直接、担当者とも相談できますし、設備についての相談にものってくれました」
エアコンや電子レンジなどの大放電に対して強いこと、さらに急速充電にも対応していることなど、樋口さんがリチウムイオンバッテリーに対して魅力を感じることは多かった。そして、さらに驚いたことがあった。
「バッテリーを変えてから、いつもの荷物でクルマを走らせたところ、 車体が軽くなっていることを実感しました。 明らかに上り坂の走行性能が向上していて、ちょっと驚きました」
オンリースタイルのニューモデルでは以前のモデルより、 サイズ、重さが約30%軽減されている。鉛のバッテリーと比べると、さらにその軽さは際立っていたのだろう。
このような進化を遂げたのも、10年以上リチウムイオンバッテリーを扱ってきたからといえる。
長年の販売経験から、 数々のデータが蓄積され、いろいろな使用を想定しながら、 ユーザーの質問に答えられるスタッフも揃っているのだ。
また、 すべてのセルを国内でチェックしてから組み上げる、 手の込んだ工程を経て、ユーザーの元へ届けるという徹底ぶり。
性能だけではない真のクオリティをオンリースタイルは追求している。
オンリースタイルが追求した「安全・安心」はここが違う!
搭載されたバッテリー容量は200ahタイプ、シート下スペースへコンパクトに収納されている。本体容積が小さくなったので、隣にもう1つのバッテリー搭載のスペースが確保できた。
外部の衝撃からバッテリーセルを守るため、バッテリーボックスには1.2mm厚のスチール素材を採用する。
充電時のバランス、電圧、温度などを管理するBMSはもちろんのこと、別売だった過放電予防のバッテリーセレーバーまでバッテリー本体に組み込んだ。
電流の遮断には機械式リレーを採用し、安全性を高めている。
サーフィンやスノーボードが趣味の樋口さん。夏場のクーラーは欠かせなかったので、長時間利用できるリチウムイオンバッテリーを検討していた。 冬場は温水器でタンクの水をシャワー用に温めることがあるので、大きな消費電力に対応した電源が気になっていたという。