プロフェッショナルが選んだ信頼性
オンリースタイルのリチウムイオンバッテリー
「ハイエース用のホイールを新たに開発、発売することになり、デモ車を作ることになりました」と語るのは、 ユーザーからの絶大な人気を誇る老舗ホイールメーカー「RSワタナベ」の渡辺万三志専務取締役。
デモ車はハイエースをベースにしたキャンピングカー。
ホワイトを貴重にしたカラーリングやナチュラルテイストのテクスチャーはこだわりのオリジナルオーダーだ。
趣味のサーフィンでも使えるように、エアコン装備が必須だったとも。
「ビーチは夜でも暑いので、エアコンを装備しました。だから、電源設備については、最初から、リチウムイオンバッテリーの搭載を考えていたのです」
そして、インターネットで見つけたリチウムイオンバッテリーを取り付けることに。しかし、メーカーとのコミュニケーションに、少し不安を感じることがあった。そこで、メンテナンスをお願いしているキャンピングカー販売店ロッキー2に相談すると、オンリースタイルを推薦されたという。
※サーフィンが趣味の渡辺氏。 ファミリーでも使うので、クーラーは必須だった。冷蔵庫や電気ケトル、朝の定番となったトーストメーカー、寒い冬に活躍するエスプレッソマシンなど、豊富な家電をリチウムイオンバッテリーでカバーする。
「オンリースタイルの担当者と何回かやりとりをしていると、技術的なことでも、すぐに回答があって、データなども的確な数値を教えてくれました。
さすが、自社で最終生産してるだけあって、技術者が現場にいる安心感がありました。
そして、このメーカーであれば大丈夫、という信頼感が生まれ、リチウムイオンバッテリーをお願いしたのです」
RSワタナベのホイールはデザイン性に加えて、過酷なレースであっても高い機能性を発揮してくれる。
そんな高性能なホイールを追求してきたプロフェッショナルの渡辺氏だからこそ、メーカーとしての信頼感は大切だったのだろう。
リチウムイオンバッテリーを扱い始めて11 年。
国内リチウムイオンバッテリーの黎明期に、安全性を追求して、こだわりの機能性を投入することで、リチウムイオンバッテリーの歴史を切り開いてきたオンリースタイル。
そんな両者がリンクし、快適なキャンピングカーがまた1台生まれたのだ。
搭載されたバッテリー容量は300ahタイプだが、シート下スペースへコンパクトに収納されている。
本体容積が小さくなることで、配線の取り回しにも余裕があり、安全が確保される。
充電時のバランス、電圧、温度などを管理するBMSはもちろんのこと、別売だった過放電予防のバッテリーセレーバーまでバッテリー本体に組み込まれた。
電流の遮断には機械式リレーを採用し、安全性を高めている。
外部の衝撃からバッテリーセルを守るため、バッテリーボックスには1.2mm厚のスチール素材を採用した。